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子ども部屋で一人で食事する子を想像してみてください。

2012/05/13 08:00

 

こんにちは、若松です。

 

前回、「子ども部屋にカギは必要か」

ということについてお話ししました。

プライバシーについての考え方は人それぞれなので、

うまくすり合わせるのは難しいですね。

でも、コミュニケーションが取れない家族は寂しいものです。

もはや、「家族」として成り立っているとは言えません。


ですから、家づくりを始めたら、

「程よいコミュニケーションを取れる距離」を常に意識してください。

大きな失敗を防げます。


ところで、「孤食」という言葉がありますね。

文字が表す通り、「一人で食事する」という意味です。

子どもだけで食事する、という意味もあります。

両親が共働きのカギっ子が、

ダイニングで一人寂しく食事をする様子が、頭に浮かんでくる言葉です。


ですが、そんな事情があるならともかく、

家族がダイニングで食事をしている時に

自らが望んで、自室で「孤食」をしているケースも多いんです。


といっても、別に親と喧嘩しているわけではないんですよ。

ただ、

「自分の好きなテレビ番組を見ながら食べたい」

「一人の方が落ち着く」

とか。

そんな理由なんです。


「いやあ、自主性が育って良いじゃないか」

と思う親はいませんよね。


食事の時間は、家族が同じ場所に集まる貴重な時間です。

コミュニケーションで相手を理解する場でもあり、

食事のマナーを教える教育の場でもあります。


一方、自室での孤食は、

好き嫌いを助長したり、栄養が偏ったり

食事のマナーが育たなかったりと、良いことがありません。

非行の割合が高い、というデータもあります。

何より、テレビを見ながら淡々と口に食べ物を運ぶなんて、

料理を作った人に失礼です。

これらの理由からも

孤食をさせない」というのは、食育の大切なテーマなんですよ。


後々、孤食を続けた子が親になった時を想像してください。

自分の子どもに食育ができるのでしょうか。

それとも、それぞれの部屋に分かれて食事して、

最初からダイニングなど設けないのでしょうか。


あなたの家の子ども部屋で、

やっていいことと悪いことは何でしょうか。

食事、おやつ、テレビ、ゲーム、

パソコン、ケータイ、勉強、睡眠・・・。

それを、すべて子どもの自主性に任せるのも一つの方法でしょう。

ですが、それで本当に大丈夫でしょうか。


子ども部屋を与える時は、必ず子どもと話し合って、

最初にルールを決めることをお勧めします。

そして決めた後、あなた方ご夫妻は決してぶれないでください。

「1回くらい・・・」

と許すと、ひどく後悔することになるかもしれませんから。

 

では、また。
 

 

 

 


追伸 感想や質問などのメールは大歓迎です。

ただし、ネガティブなメールは萎えるのでいらないです。


 

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子ども部屋にカギは必要か?

2012/05/06 08:00

 

こんにちは、若松です。

 

前回、「子ども部屋をいつ与えるか」

ということについてお話ししました。

『子ども部屋を与える時期が、子どもの人格形成に影響を与える』

というのは、とても考えさせられる話ですね。


今日は、

「子ども部屋にカギは必要か」

ということについてお話します。


いきなりですが、ズバリ結論を言いましょう。

子ども部屋にカギは必要ありません。

必要なのは、家族のマナーです。


ここで、あなたご自身のことを振り返ってください。

「自分の部屋にカギがあればいいのに・・・」

と思ったことがありますか?


あるとすれば、なぜ欲しいと思ったのかを思い出してください。

「留守中に、家族にドアを開けられるだけでもイヤだ」

「家族に見られたくないものがあるから、部屋をチェックされるのがイヤだ」

「着替えている時、突然入ってきたらイヤだ」

「部屋の様子を見て『片付けろ』『掃除しろ』と言われるのがイヤだ」

いろんな理由が出てくるでしょう。


その思いの裏側には、家族に対する不信感があります。

お互いが最初からマナーをわきまえていたら、

そもそも不信感は生まれません。


ですから、どうしてもカギが欲しいとねだる子には、

・入る前に必ずノックし、許可を得てからドアを開ける。

・留守中は、絶対に部屋に入らない。

・留守中に部屋に入る場合、「掃除」「換気」など、理由を事前に伝えておく。

・部屋のものを勝手に触らない。

・本人以外は、掃除も片付けもしない。

など、『家族間でのルールを守ればカギは必要ない』ということを話し合い、

お互いが徹底して守るようにしましょう。


それでもどうしてもカギをつけるのなら、机の引き出し1つ。

カギ付きでない場合は、小さな金庫を与えるなど、

秘密を抱える部分を極力減らしてください。


ところで、ある知人の家では、

3人の子どものうち、高校生の長男だけがカギ付きの机を使っています。

そこに入っているのは、現金とゲームソフトとお菓子などです。

なぜそれを知人が知っていると思いますか?

「下の子たちが勝手に触るから、触られたくないものはここに入れとくね。

 カギはここに置くから、俺が忘れた時には教えてね」

と、本人に頼まれているからです。

知人は、昔から

「自分がされてイヤなことは、人には絶対にしない」

ということを徹底している人です。

その行動で、子どもの信頼を得ているんですね。

一方、下の子たちは、

勝手に部屋に入ってゲームを物色したことがあるので

もう信用できないんでしょう。


新築する時に、

・子ども部屋にカギをつけるか

・つけるとしたら、どの程度のカギをつけるか

ということで悩む人は多いんです。


でも、

「子どもに部屋を与える」

ということは、

「この子は、もう独立した個人として扱えるようになったから、

 プライバシーを確保できる空間を与えることにしよう。

 与えたからには、必要以上の干渉をしないでおこう」

ということです。

ですから、家族が断りなく侵入するのはルール違反なんです。


カギがあると、子どもの意思で外の世界を遮断できるようになります。

親の意思は、全く反映されません。

というか、カギを与えた時点で

「外の世界との関係を断ってもいいよ」

と、親自身が許可していますよね。

そうなると、万が一、そこで犯罪が生まれていても発見しにくくなります。

事実、そこで子どもを監禁したり、麻薬パーティーをしたり、

という事例があります。

仲間と喫煙や飲酒をした事例は、枚挙にいとまがありません。


子ども部屋は子どもの空間ですが、その家の所有者は親です。

子どもは親の所有物ではなく、独立した個人です。

そこをわきまえて行動することを、家族で何度も話し合ってください。

考え方を全員が共有することができたら、

もうカギの問題で悩む必要はありませんよ。

マナーをわきまえて行動できる、素敵な個人が誕生するだけです。

 

では、また。
 

 

 

 


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いつ、子ども部屋を与えるかで性格が変わる?

2012/04/29 08:00

 

こんにちは、若松です。

 

前回、子ども部屋についてお話ししました。

あなたが、純粋な愛情や優しさから

「子どもに快適な部屋を用意してあげたい」

と考えていたなら、ちょっとショックを受けたかもしれませんね。


子ども部屋について考えるいい機会ですので、

今日は、静岡大学名誉教授の外山知徳氏の話を基に、

「子ども部屋をいつ与えるか」

ということについて考えてみましょう。


外山氏は、以前、静岡大学の学生を調査したことがあります。

・無表情な学生

・おとなしい学生

・普通の学生

・にぎやかな学生

の4つのグループに分け、何が性格を作ったのか、ということを調べたんです。

その結果、一番相関関係があったのは

「子ども部屋をいつ与えられたか」

ということでした。


回答に多かったのが

・無表情な学生・・・小さい頃から自分の部屋が与えられていた

・おとなしい学生・・・小学校3~4年生頃

・普通の学生・・・早くても小学校5~6年生。多くは中学生

・にぎやかな学生・・・子ども部屋を与えられたことが無い

というものでした。


この結果を見ると、

「じゃあ、子ども部屋は与えない方がいいの?」

って思いますよね。

いいえ、決してそんなことはありません。


あなたにも心当たりがあると思いますが、

自分のスペースにいると、とても落ち着きますよね。

動物と同じように、人間にも「自分のテリトリー」が必要です。

ただそれは、「部屋」でなく「スペース」でもいいんです。


小さい子なら、家族の話し声が聞こえるリビング。

お母さんなら、快適に使えるキッチン。

お父さんなら・・・書斎は少数でしょうか。

よく「トイレ」という声も聞きますが。^^;


子ども部屋は子どもを育ててくれません。

子どもは親が育てるんです。

子ども部屋は、あくまでもそれを媒介するだけなんです。


ですから、

・現在の子どもの性格

・どんな子にしたいか

・家族とどのように関わらせたいか

ということをよく考えてから部屋を与えてください。


それだけでなく、部屋を与えた後の親の関わり方も大切です。


いくつかの例を紹介しましょう。

「部屋を汚さないで」

とガミガミ言われ続けた小学4年生女の子は、

やがて家に帰りたがらなくなりました。

「汚してはいけない、また怒られてしまう」

という思いから、家が安らげない空間になったんです。


また、

「お兄ちゃんと同じ部屋をあげるね」

と言われた小学1年生の男の子は、

一人で寝るようになってから、おねしょをするようになりました。

母親は自立させるために、一緒に寝ることを拒否。

結局、兄が本を読んだり一緒に寝てあげることで、おねしょが治っていきました。


子どもはやがて親元を離れて自立します。

それまでに、子どもとどのように関わりたいかを、もう一度考えてください。

家族は、人間関係を学ぶ、最小の「集団」です。

狭い借家から広い家に引っ越すと、お互いの関わり方は変わります。

そう考えると、間取りって本当に大切ですよね。


家は、人格形成に大きな影響を与えます。

他の例も知りたい方は

http://www.kateikaken.shizuoka-c.ed.jp/hokoku/chubu/H21/kakikenshu.pdf

をどうぞ。

お子さんの性格を考えながら夫婦で読むと、新しい発見があると思いますよ。

 

では、また。
 

 

 

 


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子ども部屋が子どもに与えるものとは・・・。

2012/04/22 08:00

 

こんにちは、若松です。

 

前回、「あなたにとっての家族って誰ですか?」という話をしました。

改めて見つめてみると、夫婦それぞれ違った考え方をしていたかもしれませんね。


家族は、日々の暮らしの中で、少しずつ絆を深めていきます。

同じ空間の中、子どもが遊ぶ傍らで、お母さんが家事をしていたり。

お父さんが遅い夕食を食べる隣で、家族が機関銃のように今日の出来事を話したり。

同じものを食べて笑顔になったり、同じ所へ出掛けて感動したり。

そんなふれあいの積み重ねは、とても大切なことなんです。


しかし、最近の家は個室化が進んでいるので、

「同じ家」に住んでいても、「同じ空間」で過ごす時間が減っています。

その結果、「家族」が「同居人」になっている傾向があります。

そんなことを踏まえつつ、今日は『子ども部屋』について考えてみましょう。


「新居では、子どもが落ち着いて勉強できる個室を用意しよう。

 エアコン完備で、将来のためにテレビやパソコンも使えるようにしておこう」

と考えていませんか?


確かに、個室があるって嬉しいですよね。

自分だけの『城』って気分でしょうね。

昭和に育った世代では、自分の部屋を持てない人も多かったものです。

子ども全員で一部屋を使ったり、男女に別れて使っていたり。

そんな経験をしている今の親は、自分の子どもには個室を与えてあげたくなるのでしょう。


でも、じっくり考えてみるといいことばかりでしょうか?

家族が一緒に過ごす時間は、確実に減りますよね。

すると当然会話も減ってきます。

親や兄弟とのケンカの回数も減ります。

嫌なことがあるとすぐに自室に行き、理解し合う努力をしなくなりますよね。


家族と同じ空間で過ごすことで、もっといろんな経験ができるのではないでしょうか?

家族という存在は、自分の全てを受け入れて接してくれます。

そこでじっくりと人格を育み、生きるためのスキルを身につけることで、

自信を持って社会に羽ばたくことができます。

ですが、自分だけの空間で、自分本位の過ごし方をしていたらどうなるんでしょう。


以前、子どもが起こした犯罪で

 ・連続通り魔事件

 ・少女誘拐監禁事件

などを覚えていますか?

彼らの部屋に共通していたのは

 ・親と合わずに自室に行ける

 ・子ども部屋がリビングや親の部屋から遠く、気配を察知できない

 ・窓がふさがれていたり、鍵付きのドアがあるため、親が干渉できない

といった点です。


新築した父親は、家族のために遅くまで働いてお金を稼ぎます。

時間がないので会話が少なく、教育も家のことも全て母親任せです。

母親は、時に愚痴をこぼしながらも、精一杯自分の勤めを果たそうとします。

そんな彼らは「家族が幸せになるために」家を建てたはずなんです。

だからこそ、快適な子ども部屋も与えました。

ですが、空間を与えることで安心し、「家族が接する時間」をないがしろにしたのです。

その結果が、犯罪やひきこもりです。


あなたは、今、どんな家を建てたいと思っていますか?

そこに家族団欒できる場所はありますか?

子ども部屋で、子どもに何をさせたいのですか?

勉強? 睡眠? ゲーム? テレビ?

そうすることで、家族関係にどんな変化がでてくるのでしょう。

一人で考えるだけでなく、家族でも考えてみて下さいね。


では、また。
 

 

 

 


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あなたにとっての「家族」って誰ですか?

2012/04/15 08:00

 

こんにちは、若松です。


私は、よく

「家づくりの目的は、『あなたと家族』が今以上に幸せにくらすこと」

とお話しています。

そのために、資金計画のことなど、家づくりに役立つ情報をお届けしています。


ただ、「家族」というものの捉え方は、

「両家の親兄弟も家族」

「自分の親と配偶者と子どもが家族」

「配偶者と子どもだけが家族」

と、人それぞれです。


あなたは、どう考えていますか?


実は、これを考えることは、とっても大切なことなんです。

ご主人が長男なら、特にしっかりと話し合ってください。

なぜならば、長男には

「将来的には、親に代わって、帰省した兄弟の面倒を見ないといけない」

とか

「いずれ親と同居するから、それに合う家づくりをしないといけない」

という責任感のような思い込みを持つ人が多いからです。


「〇〇したい」

ではなく

「〇〇しないといけない」

という考え方です。


親兄弟も全部家族と考えると、自分がそうするのが当然だと思うんですね。

その場合、奥さんも同じ考え方なら、何の問題もありません。

大勢で楽しく過ごせる家を、予算の範囲内で考えればいいんです。


しかし、違う考えを持つ奥さんもいます。


帰省客の食事や宿泊の世話をする奥さんは、金銭的・精神的・体力的に大変です。

頑張ってもてなしても、

大事な我が家にお酒をこぼされたり、タバコで焦げ目を作られることもあります。

子どもがいたら、障子やふすまを破るかもしれません。

それに、共働きなら、

貴重な休日を、夫婦と子どもでゆっくりしたいと考える人もいるでしょう。

そんな人は、夫婦と子どもを優先した家づくりをしたいのです。


あなた方ご夫婦は、『家族』についての考え方は同じですか?

親兄弟と、どんな距離で付き合っていこうと考えていますか?

もし考えが一致しない場合、

どちらかが我慢をしたまま家づくりをすることになります。

それでは、「家族が、より幸せに暮らすための家」なんてできません。


実際、考え方の違いが原因で、新築後に離婚した人がいます。

新築せずに離婚した人もいます。

新築せず、生涯賃貸で暮らすことを選んだ人もいます。


話し合いが平行線になる場合、どちらかが自分本位な考え方をしています。

「私たちにとって、家族って誰だろう」

「家族が今以上に幸せに暮らすには、どんな住まいがいいんだろう」

という視点で考えると、一歩近づけるかもしれませんよ。

 

では、また。
 

 

 

 


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個人情報を教えるのは、どこまでOK?

2012/04/09 14:19

 

こんにちは、若松です。

 

 

あなたは、第三者に自分の個人情報をされたことはありますか?
 

先日、離婚した知人が病院に行ったんです。
 
そこには、子どもの同級生の母親が看護師として勤務していたんですが、
 
保険証を見せたことで、離婚していることを知られてしまいました。
 
知人は、子どもが卒業するまでは、
 
離婚のことを、子どもの同級生に知ってほしくないと考えていました。
 
なのに、その看護師が自分の子どもや同級生の親に教え、
 
やがてクラス全体に広まっていったんです。
 

知人は怒り、悲しみ、訴訟の準備を始めました。
 
途中、いろいろとあって訴訟はできなかったんですが、
 
「プロなのに個人情報を軽んじている」
 
と、今も彼女の怒りは収まっていません。
 

なぜ住まいづくりのメルマガで、こんな話をしたと思いますか?
 

そうです。
 
この業界でも、個人情報の管理の甘さが問題になることがあるからです。
 

「あの新築現場の施主は、お医者さんですって」
 
「こっちの施主は、契約社員として働いているそうよ」
 
と聞いたら、どんな連想をしますか?
 
職業から経済状況を判断したり、ランクをつけたりしませんか?
 
絶対にないとは言えませんよね。
 
もし、現場の作業者が、見学者との会話中に
 
「ご主人は単身赴任だけど、家族のために頑張ったそうですよ」
 
なんて言ったら、防犯面で心配になりませんか?
 

そんなことを嫌う人は、個人情報の管理に敏感です。
 
また、職業柄、個人情報を遵守している人も、同じように敏感です。
 
業者と契約する以前に、個人情報の取り扱いについて確認する人もいるくらいです。
 

その一方で、業者側に管理の甘さが残っている場合があります。
 
「第三者」という言葉がありますね。
 
下請け業者が「第三者」に入るのか、彼らが雇う職人はどうなのか。
 
下請けの協力業者は?
 
この捉え方は、各社それぞれです。
 

今、現場を「リアルな展示場」として位置づけ、営業する会社が増えています。
 
ですから、現場のあれこれを一般の人に知られる機会も多くなったんです。
 
当然、建物に関する質問以外に、いろんな質問が飛び交いますよね。
 

例えば、あなたが新築しているとしましょう。
 
興味を持った見学者が、軽い気持ちで
 
「ここはどういう人が暮らすんですか?」
 
と尋ねたときに、あなたならどこまで許せますか?
 
「小学生のお子さんが二人いらっしゃる30代のご夫婦ですよ」
 
までなら大丈夫ですか?
 
それとも
 
「4人家族ですが、個人情報の関係で、詳しいことはお話しできないんですよ」
 
の方がいいですか?
 

個人情報保護法は、
 
・個人情報を何の目的で使用するかを本人に知らせる
 
・その個人情報を第三者に提供する場合、原則として本人の同意を得る
 
といったことを「義務付け」ています。
 
ただし、5000件以上の個人情報を抱える業者のみが対象になっており、
 
小規模な業者は「順守に努めること」とされています。
 
ですが、個人情報を提供した側としては、同じように大切に扱ってもらいたいですよね。
 

契約するまでには、業者と話す機会が沢山あります。
 
その時間は、ただ家づくりのことを話すだけではありません。
 
お互いの人間性や価値観を確認して、信頼できるかどうかを見極めるための時間です。
 
ですから、個人情報の取り扱いについても確かめてください。
 
もし不安を感じたら、遵守するよう要請するか、業者を変えることを検討しましょう。
 
建ててから何十年も、あなたの家を守ってもらう相手ですから、
 
不安を抱えたままではいけませんよね。
 

家づくりには、沢山のスタッフが関わります。
 
「彼らとの人間関係を築くために、ある程度はOK」
 
と考える人もいれば、
 
「必要最小限のことしか知られたくない」
 
という人もいます。
 
どちらも間違いではありませんが、それをきちんと伝えておかないと、
 
後々、あなたがイヤな思いをするかもしれませんよ。
 

では、また。
 

 

 

 


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融資を申し込む時にウソをつくと・・・。

2012/04/01 08:00

 

こんにちは、若松です。

 

私は「資金計画」の大切さについて、頻繁にお話しています。
 
「住宅資金」「老後の資金」「教育資金」
 
どれも大きな金額が必要です。
 
その他にも、車のローンや車検といった、定期的に必要な出費もあります。
 

お金を賢く使おうと考えることはいいことですよね。
 
でも、無駄な出費を抑えようとして、
 
ちょっと困ったことを業者に相談する人がいるんです。
 
それは、住宅ローンを借りる時、
 
住宅に関連しない「車」などの購入資金を上乗せして申請しようとする人です。
 

以前は、そんな借入が黙認された時代もあったようです。
 
ひょっとしたら、今でもあるかもしれません。
 
ですが、これは本来やってはいけないことなんです。
 
場合によっては、融資の取り消しや、融資金の即時返済を求められるんですよ。
 

それだけでも大変ですが、コトはそれだけでは終わりません。
 

その申請に、建築業者が関わっていたのなら、
 
建築業者は融資機関の信用を失います。
 
そうすると、その金融機関とは取引をできなくなるかもしれません。
 
誰だって、信用できない人とお金の取引なんてしたくありませんからね。
 

もし小さな工務店だったら、その出来事が原因で倒産するかもしれません。
 
そうすると、その工務店で家を建てたOBさんは、
 
これからのアフターサービスを受けられなくなります。
 
被害の輪は、どんどん広がります。
 

これまでの慣習や、セールスのテクニックとして、
 
こんな方法を勧めてくる営業マンもいるようです。
 
もしあなたがそんな会社に出会ったら、絶対に依頼してはいけません。
 
そんなことでしか顧客を獲得できない会社です。
 
他にやましいことをしていても不思議ではありません。

 

「営業マンが言っていることだから正しいことなのね」
 
なんて勘違いしないでくださいね。
 

ところで、世の中には、犯罪的な手段で
 
融資を受けようとしている人がいるようです。
 
業界紙(日経ホームビルダー)に載っていた例には
 
 ・養子縁組などで姓を変える
 
 ・源泉徴収票などを改ざん・偽造する
 
 ・独身だと断られやすいので、婚約者が存在するかのように偽装する
 
 ・預金残高を虚偽申告する
 
 ・雇用実態を偽装する
 
 ・申請後の転職・退職を報告しない
 
 ・不動産売買契約の金額を水増しする
 
 ・工事請負契約の金額を水増しする
 
というものがありました。
 

なぜ業界紙に載っていたんでしょう。
 
「こんな方法で契約をしている業者への警告だろうな」
 
と思いませんか?
 
「お客さんがこんな相談を持ちかけてきても、断固として断るべきです」
 
と記されていましたが、私には
 
「こんなことをしている業者は、今すぐにやめなさい」
 
という警告にも感じられたんです。
 

融資金は、家族の大切な家をつくるためのお金です。
 
正々堂々と融資を受けて、コツコツと返済していきましょう。
 
だって、返済中数十年もヒヤヒヤしたくないし、
 
「得をした」
 
なんて喜ぶような人間になりたくもありません。
 
それに何より、そんなことで幸せな暮らしを得られるとは思えませんからね。
 


では、また。
 

 

 

 


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食器洗いにストレスを感じていませんか?

2012/03/25 08:00

 

こんにちは、若松です。

 


あなたは、食器の後片付けは好きですか?
 
もし好きだとしても、冬の寒い日や、満腹で動きたくない時はつらいですよね。
 
今日は、そんな食器洗いのストレスについてお話しします。
 

食器の後片付けは、嫌いな家事の代名詞と言われています。
 
ライオン株式会社の研究で、
 
食器を洗う時に感じるストレスは、
 
『キッチンに漂う食材(食べかす)臭』が原因だと分かりました。
 
さらに、空腹時と満腹時の唾液を調べたところ、
 
満腹時の方が1.6~2.0倍のストレスを感じていることが分かったんです。
 

この時、天然アロマ(オレンジアロマ)の香りがストレスを軽減させるとのことで、
 
ライオンでは商品開発に役立てています。
 

また、2003年に日本人間工学会で発表したものに
 
「落としにくい汚れの代表である
 
 “カレーライス汚れ”がついた皿を洗う時の筋肉への負荷は、
 
 スポンジを持って擦る右腕の代表的な筋である上腕三頭筋で比較すると、
 
 “皿を3枚洗う”動作が“腕立て伏せ5回分”に相当することがわかりました。」
 
とあります。
 
ちなみに、1分間つけおきしてから洗うと、筋肉への負荷は約3分の1まで低減するとか。
 

私の知人には、カレー好きな子どもがいます。
 
このことを話すと
 
「つけおき洗いしない我が家では、週に1回は筋トレしてるのね」
 
と笑っていました。
 

新築する時に、食器洗い乾燥機を付ける人は多いんです。
 
家事の効率化というよりも、食器洗いの苦痛から逃れたいのかもしれません。
 
ただ、注意しておかないといけないことがあります。
 

それは「ゴキブリ」。
 

食器に残った食べかすは、洗浄乾燥後に庫内の排水口付近に残ります。
 
それは、できるだけ早く取り除かないといけません。
 
また、深夜電力を利用して洗う人もいますが、ゴキブリのことを考えると
 
ちょっと怖いですね。
 
彼等は病原菌の運び屋ですから・・・。
 

ゴキブリと出会わずに10年以上使っている人もいるんですが。
 
逆に、新築1年目から悩んでいる人は多いんです。
 
前述の知人もそうです。
 
今では、『自分が使った食器は、使い終わったらすぐに自分で洗う』
 
という作業を子どもたちに徹底させていて
 
「使わなくなって、良い習慣を付けることができた」
 
と言っていますが、設置したものが使えないのは悲しいですよね。
 
(子どもたちが「もう二度と食洗機使わないで」と言っているんです)
 

家づくりをするとき、女性の多くがこだわりを持つ場所は
 
「リビング」と「キッチン」です。
 
特に、仕事場でもあるキッチンは、
 
使いやすいさだけでなく、色などの見た目も重要だとか。
 
といっても、予算の関係で、あれこれ制約も出てきますよね。
 

そんな時は、お気に入りの香りの洗剤や、かわいいスポンジを使ったり、
 
筋トレタイムと割り切ったり、あれこれ工夫してみましょう。
 
欲しい設備がなくても、そこには工夫する楽しさが待っているものですよ。
 


今回参考にしたライオン株式会社のサイトは
 
http://www.lion.co.jp/ja/company/press/2011/2011066.htm
 
http://www.lion.co.jp/press/2003114.htm
 
です。
 
新たな工夫を考えるのに役立ててくださいね。
 


では、また。
 

 

 

 


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パッシブデザインって、何?

2012/03/18 08:00

 

こんにちは、若松です。

 

 

前回は「スマートハウス」についてお話ししました。
 
東日本大震災以降、もう一つ注目されているものがあります。
 
それは「パッシブデザイン」です。
 
聞いたことはありますか?
 

「パッシブ」を直訳すると
 
「自分からは積極的に働きかけないさま。受動的。消極的」
 
という意味になります。
 
建築業界では「パッシブエネルギー」「パッシブデザイン」などとして
 
すでに取り入れられています。
 

「パッシブエネルギー」とは、
 
太陽の熱や光、雨や風など、自然界に存在するエネルギーのこと。
 
「パッシブデザイン」とは、
 
パッシブエネルギーを最大限に利用するための建築デザインのことです。
 

ちなみに、日本パッシブセンターの基準によると
 
冬の室温20度、夏の室温27度を保つために
 

1.暖房用エネルギーは、15 kWh/m2・a同等又は以下とする
 
2.冷房用エネルギーは、15 kWh/m2・a同等又は以下とする
 
3.冷暖房、給湯、換気、照明・家電に使用する一次エネルギーは、120 kwh/m2・a以下とする
 
4.壁・屋根など外気に面する外皮のU値は、0.15 W/m2Kを超えない(Ⅰ地域、Ⅱ地域)
 
5.窓(硝子と枠のトータル)は、U値が0.8 W/m2K以下を目標とし太陽熱取得率を約50%とする
 
6.住宅の気密性能は、50P(n50)時の漏気が0.6回/h以下とする。
 
  気密測定については防湿シートが見える状態で行うこと
 
7.熱交換換気システムによる排気からの効率的な熱交換率を80%以上とする
 
8.太陽熱の取得と遮光を考えること
 
9.再生エネルギー、自然エネルギーの活用を推奨する
 
10.省エネルギー照明・家電製品を使うこと
 

とされています。
 
これらは、ヨーロッパでも基準を参考にしています。
 

環境に配慮することで知られるドイツを始めヨーロッパでは、

すでに普及が進んでいます。
 
一般家庭だけでなく公共施設にも取り入れられています。
 
気温が、マイナス20度になる地域でも暖房なしで過ごせるので、
 
スマートハウスと組み合わせれば「鬼に金棒」というところでしょうか。
 
家の中が、最低限の電力で温かく過ごせるので、
 
ヒートショックの危険が減らせ、体にも優しそうです。
 

ただ、気密性を高くしないといけないので、
 
私のように、窓を開けて換気をしたがるタイプにとっては、
 
ちょっと受け入れがたいものかもしれませんね。
 

四季や時間の変化を楽しみつつ、環境に配慮できる家。
 
寒暖の差が大きい日本では難しいこともあるでしょうが、
 
省エネ社会をつくるために、もはや避けては通れない課題になっているようです。
 


では、また。
 

 

 

 


追伸 感想や質問などのメールは大歓迎です。

ただし、ネガティブなメールは萎えるのでいらないです。


 

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スマートハウスって、ご存知ですか?

2012/03/11 08:00

 

こんにちは、若松です。

 

最近、「スマートハウス」という言葉を耳にする機会が増えましたね。

スマートハウスとは、IT(情報技術)を用いて

家庭内のエネルギー消費を最適な状態に制御された住宅のことです。

具体的には、太陽光発電システムや蓄電池などのエネルギー機器の最適化や、

家電や設備機器などの消費電力のコントロールをします。


この「スマートハウス」に関心を持つ人が増えています。

節電の影響から、エネルギーを作り出すことの必要性を感じているのでしょう。

ほんの少し前までは、太陽光で発電した電力を蓄えることはできませんでしたよね。

しかし最近は、家庭用の蓄電池の販売も始まり、導入する人も出てきました。

とはいっても、現在の蓄電池は恐ろしく高額なのですが・・・。

私は、もう少し観察しておこうと思います(笑)。


さて、富士経済の調査によると、スマートハウス関連の世界市場は

2020年には18兆5293億円になると予想されています。

政府も、

「高断熱化に限らず、自然エネルギーを住宅やオフィスに取り込んでいくことで

 エネルギー施策の一端を担っていくようにしたい」

として、低炭素循環型社会(スマートシティー)を

少しでも早く実現したいとのこと。


そのため、フラット35の金利引き下げの継続やエコポイントの復活などで、

環境に優しい家づくりを応援しています。


ある調査によると

「消費税が増税される前に、計画よりも早く建てよう」

と考える人は6割もいます。

数千万円の買い物ですから、前倒ししたくなるのは当然です。

しかし、建てることが目的になり、慌てると失敗するので気をつけてくださいね。


現在の省エネ基準(平成11年度基準)さえ、

現在の新築住宅の4割程度しか対応していません。

そんな状態で、新しい基準をつくろうとしているのですが、

仮に基準ができたとしても、業者が対応できるかわかりません。

危惧する声も多いんです。


スマートハウスが普及するためには、電機業界の動きがカギになります。

創エネ、蓄エネ、省エネを連携させるために、各機器の規格の統一が必要になるからです。


現在、スマートハウスに適用できる標準規格は存在しています。

エコーネット規格と呼ばれるものです。

この規格に基づいた家電はあるのですが、販売結果が悪かったために、

今では三菱電機のエアコンなど、ごく一部での採用しかされていません。


住宅業界の準備は進んでいます。

あとは電機業界の動向を見守るだけです。

節電生活はこれからも続くでしょうから、普及に向けて動きを早めてほしいものです。


長期優良住宅とかスマートハウスとか、住宅業界の変化は早いですよね。

しかし、中には勉強不足の業者もいますから、

慎重な業者選びをしてくださいね。

 

では、また。

 

 

 


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